多くの他の釣りと違い、へらぶな釣りには「専門店」と呼ばれる釣具店があります。へらぶな釣り全盛期には、かなりの店数があり、大手チェーンの上洲屋でも専門の「へらぶな館」があったほどです。
専門店の多くは竹竿を中心にした品揃えで、東京江戸川区にある「紫舟」(さいしゅう Tel03-3613-2727)はその中でも老舗と言える歴史のある店です。ちょっと古い釣り人なら、へらウキの逸品と言われた「雨月」を思い出すのではないでしょうか。ムクトップでの静かな釣りの大ブームを起こしたウキですが、紫舟から発売されていました。
へらぶな釣りガイド目次
これから始めるへらぶな釣り
中級者以上のへらぶな釣り
へらぶな釣りのアイテム
銘品の品揃えが豊富 紫舟は約40年ほどの歴史を持つへらぶな専門店です。古くから竿師さんとの付き合いがあり、現在でも一級品の品揃えが豊富です
とくに安心できるのが、店のご主人がへらぶな釣りに関する知識が豊富なことです。ちょっと珍しい古い問屋名の竿銘などにも通じています。
竹竿を初めて購入する方や興味のある方は、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。個々の釣り方に合った竿や竹竿に関する手入れ、修理などの相談にも快く応じてくれるはずです。
見ているだけで楽しい竹竿
竹竿には長い歴史がありますが、現在ではめったに見ることのできない竿も数多くあります。また、物故されてしまった竿師の方も多く、そんな竿師さんの竿にも希少なものがあります。
紫舟には、そんな珍しい竿が並んでいます。例えば、孤舟さんが「孤舟」以前に使用していた「旭舟」銘の竿や紀州竿の祖とも言える「源竿師」、極端に流通量の少ない「櫓聲」(ろせい)、「至峰」などが撮影にいった際にも置いてありました。
エサやウキ もちろん竿だけを扱っているわけではありませんから、普通にウキやエサ、必要な小物なども揃っています。
ちょっと変わっているのが、ウキの中古も扱っていることです。ウキはある意味消耗品ともいえるものですが、大切に使えば何年も使うことができます。中古のウキのコーナーに、現在ではあまり見られなくなってしまったオールピーコックタイプの碧舟がありました。この碧舟も一世を風靡したウキとして知られています。
とくに、「山用」と呼ばれた碧舟のオールピーコックのロングウキは山上湖の釣りを楽しくしてくれるウキとして現在でも十分に存在価値のあるウキだと思います。
竿掛けや万力、玉、玉置などもちょっと他の店では見られない品が揃っています。へらぶな釣りも、初志者の域を抜け、中級者クラスになってくると、道具選びに好みが出てきます。そんな方には、実に楽しい店と言えます。
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| 紫舟のあるJR総武線平井駅の北口側です | 紫舟ビルです。2Fが店舗、1Fが駐車場になっています |
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| ずらっと竹竿が並べられています。在庫が豊富です | 現在のへら竿では、飛び抜けて価格の高い「櫓聲」もありました |
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| 万力も豊富です。大砲型や弓型などが揃っています | エサはマルキュー、ダイワ、ベーシックが並んでいます |

価格の高い安いではなく、「良い竿」が並んでいるのが紫舟の特徴です。昔からの竿師さんとの付き合いで、修理や火入れなどのメンテナンスもしっかりしています。紫舟さんのホームページへのリンクを貼っておきます
へら鮒専門店 紫舟